電炉用黒鉛電極の大手メーカー、東海カーボンの長坂一社長は、9日開いたIR説明会で、下期(22年7~12月)の電極販売価格について「8~9割の商談が終わっており、(国内外平均で)上期に比べおおむね10%の値上げが達成できた」と胸をなでおろす。 一方で、原燃料価格の上昇などでコストアップが続いている点に触れ、来年上期(23年1~6月)でも「もう...