関西地区の異形棒鋼市況は、原料の鉄スクラップ安に引っ張られ、軟調に推移している。足元の相場は2千円軟化し、直送ベース=10万4千~5千円中心となった。市中では「鉄スクラップ市況が底入れしないと、下げ止まりそうにない」(大手流通)とみる向きが多く、なお先安観が強い。 鉄スクラップ市況は5月連休明けからじりじりと下げ、足元は直近のピークに比べ2...