合金鉄最大手、新日本電工の1~6月期の連結経常利益は、旧中央電気工業と合併して新日本電工が発足した2014年以降で最高を記録した。青木泰社長は「上期は、フェロマンガン市況が高水準で推移するなど、事業環境に恵まれた」と冷静に分析する。 課題となっていた徳島工場でのフェロマンガン安定生産が継続できたことも収益増の要因となったが、足元では電力料金...