東京、大阪、名古屋地区における足元の薄板市況は頭打ちの状況にあり、関西では小幅ながら3品市況が反落した。実需不振、在庫過多に加えて、海外相場の軟調が先行き不安をあおり、買い手の様子見姿勢が売り手の焦りを誘発。それが末端マーケットでの悪循環につながっている。主要都市圏では「かつてないほどの静けさ」(首都圏の有力筋)と称するほど市中の荷動きが閑散...