経済産業省がまとめた生産動態統計によると、2022年上期(1~6月)のベースメタル生産量は、亜鉛と電気鉛が微減となったが、電気銅は2年ぶりに前年同期を上回った。電気銅生産は一部製錬所の操業不調の影響で2月に大幅に落ち込んだが、3月以降は13万トン超の高水準が継続した。亜鉛は自動車減産の影響で出荷が伸び悩み、生産は2年ぶりに前年同期を下回った。