日本製鉄は7~9月期の薄板ヒモ付き商談がほぼ決着し、足元では10~12月期または下期(10月~来年3月)の交渉が始まっている。7~9月期商談においては、主原料(鉄鉱石・原料炭)価格の急騰、亜鉛・合金・原油などの市況原料・各種資材費の上昇に加え、急速な円安の進行による大幅コストアップを踏まえ、「安定的な原料調達・製品供給に向けた価格反映」として...