6月の海外鉄鋼月間市況は全地域で下落が加速し、アジアの輸出市場では熱延コイルでトン当たり700ドルを割るオファー価格も一部で見られた。 ゼロコロナ政策の影響で内需が低調な中国では上海の都市封鎖(ロックダウン)が解除されたものの、華南の豪雨などで需給の緩い状況が続いた。インドでも不需要期のモンスーンを迎え、これら中国やインドからのホット輸出価...