日本製鉄は11日、高意匠性のチタン板「トランティクシー」が、伝統的な屋根の装飾品「鬼板」の素材に採用されたと発表した。レーザーで精密切断したチタン板を積層する加工法を採用。既に実績があるチタン製の鬼瓦と異なり、金型を使わずに精緻な形状に仕上げた。さまざまな加工法で多様なデザインを実現可能な利点をPRし、伝統建築の装飾品分野で普及に弾みをつけ...