建設用電線のメーカーや販社では先月後半から銅建値が下落局面に入っていることを受けて、大型建築案件向けの受注が増えている。受注が増えているのは電気工事業者向けの電設分野で、大量の電線を大型物件向けに長期間分割納入する取り引き。建設用電線の販売価格は銅建値に連動することから、これまで顧客サイドでは様子見もようが続いてきた。だが6月24日から銅建値...