亜鉛価格の歴史的な高騰と大きな変動で収益管理が難しくなっている亜鉛めっき加工業で、めっき槽表面にたまった灰(浮遊灰)から亜鉛を回収する装置を導入する動きが目立ってきた。装置の性能も向上しており、灰からの回収率も8割以上(加工品や稼働状況により異なる)が見込めるという。有力な加工業者ではすでに導入が進んでいる。諸コスト高で苦戦が続く亜鉛めっき加...