関東地区で鉄スクラップ需給が大きく緩んでいる。輸出低調を背景に湾岸ヤードで荷受け止めが増加。電炉メーカーでも必要量を上回る入荷状況から荷止めや制限が散見される。売り先が狭まる中、市中玉の向け先は購入価格が高値にある東京製鉄宇都宮工場に集中。連日で待機車両の列ができ、29日午前では「荷降ろしまで5時間待ち」(ヤード業者)という。また、猛暑が続く...