2021年に中国の鉄鋼メーカー上位10社が占めた国内粗鋼生産のシェアは42・1%と前年から3・2ポイント上昇し、9年ぶりに40%台へ到達した。鞍山鋼鉄集団が同じ遼寧省の本渓鋼鉄集団を傘下とするなど大手間の再編が進んだことや、政府指令を受け昨年下期に民営企業が特に減産したことが上位の寡占度を押し上げた。