三菱マテリアルは伸銅品の中間材料となる型銅について、一部品目の生産を終了する方針だ。製造品種やサイズの統廃合、不採算製品からの撤退を進めることで、生産効率の向上や鋳造コストの抑制を図り、安定供給体制の確保につなげる。同社によると、現在顧客と交渉しており、撤退対象の製品の検討を進めているという。 撤退の検討対象は堺工場と子会社・小名浜製錬(福...