日本鉄鋼連盟によると、欧州委員会は5月23日、中国とブラジルから輸入されるティンフリー・スチール(TFS)に対しアンチダンピング(反不当廉売=AD)調査の結果、被害を認定し「クロ」を仮決定したと公示した。 暫定AD税率は中国が33・2~77・9%、ブラジルのナショナル製鉄(CSN)が52%と設定された。 同ADは欧州鉄鋼協会(ユーロフェル)...