全日本特殊鋼流通協会がまとめた4月の流通統計によると、全国の特殊鋼販売量は前年同月比4・4%減の16万3千トンとなり、21年度下期並みにとどまった。3月は営業日数が多かったことに加え、期末要因や一部品種で先行手配の影響があり、1年ぶりの高水準となったが、4月販売は2月までの水準と変わらなかった。 品種別では機械構造用炭素鋼が5%減の7万3千...