高温超電導線材メーカーのスーパーオックスジャパン(本社・神奈川県相模原市)は今後2年内をめどに生産能力を現在の約3倍となる年間1千キロメートルまで高めたい考えだ。グローバルに受注が拡大していることから、対応に向け製造設備や人員体制の増強を進める。併せて現在新工場開設も検討している。 高温超電導線材は液体窒素温度で電気抵抗がゼロの超電導状態と...