薄板コイルセンター(CC)の仁淀鉄鋼(本社・大阪市西区京町堀、社長・吉田英司氏)は前3月期、東京工場(千葉県浦安市)のスリッター全4ラインを、最新機への更新を完了し、本稼働させた。設備更新や製販の連携強化により、品質向上や高付加価値加工を追求する同社の前期の総括や、節目の60期目となる今期の展望について吉田社長に聞いた。