熱延コイルの海外市況が再び軟化基調を強めている。アジアでは中国、インドからの輸出価格が一段安となり、一部ではトン当たり700ドル台前半へと昨年2月以来の安値に沈んだ。雨季の不需要期や世界的な金融引き締め、上海の再ロックダウン懸念などで市場は混とんとしており、底値を探る展開が続いている。 14日にベトナムのフォルモサ・ハティン・スチール(FH...