5月の海外鉄鋼月間市況は、アジアと欧州で下落が加速した。 アジアでは中国政府によるゼロコロナ政策で上海などの都市封鎖(ロックダウン)が続き、国内販売が振るわない中国ミルによる輸出攻勢が一段と強まった。熱延コイルではトン当たり700ドル台後半のオファーが散見され、インドミルによる輸出オファーも連れ安となり底値が押し下げられた。 ベトナムのフォ...