中国・宝山鋼鉄は先週末、7月国内販価を決めた。熱延コイルなどほぼ全品種据え置きとなったが、酸洗鋼板の自動車向けハイテン材については100元(約2千円)、四半期ごとのオファーとなるハイエンドバッテリー向けの冷延鋼板は100元値上げした。 ロックダウンに伴い中国経済は低迷していたが、それに伴い宝山も販価を引き下げていた。中国の鋼材需給緩和による...