上昇しかけていた中国の鋼材市況が再び軟化の気配をみせている。上海市での再ロックダウン(都市封鎖)懸念が高まり、13日の上海先物市場の熱延コイル取引価格(10月限月)は一時、100元を超える値下がりとなり、半月ぶりに4800元を割り込んだ。 韓国・ポスコの高炉再稼働や夏季の不需要期入りを受け、当面の海外市況は慎重な見方が強まっている。