中性塩電解式ステンレス溶接焼け取りのパイオニアとして知られるケミカル山本(本社・広島市)は今年5月31日、創業40周年を迎えた。 創業者で代表取締役の山本正登氏(96)が1982年に三菱重工業広島研究所を定年退職後、設立したシニアベンチャー企業だ。ステンレス鋼の溶接焼け取りに使用されていた毒劇物である硝フッ酸に代わる安全・安心な技術として開...