条鋼建材製品は平鋼を除けば上げ足が鈍ったものの、強横ばいで推移した。上昇材料だった原料価格の反落により先高観が後退したためだ。 異形棒鋼は上値をうかがう展開に終始した。採算改善が途上の電炉は建値引き上げを志向したが、鉄スクラップの下落により需要家の調達意欲が減退。前月までの反動で販売量は3割近く落ち込み、追加値上げに強い抵抗感を示した。 H...