下落基調が続いていたアジアの熱延コイル市況がトン当たり800ドル前後で下げ止まり感が出てきた。今週に入り中国とインドによる輸出価格の下落が一服し、来週以降に中国鉄鋼メーカーが打ち出す国内販価次第では底打ちが鮮明になる可能性がある。 中国では3月下旬から続いてきた上海の都市封鎖(ロックダウン)が1日に解除され、なお市民には頻繁なPCR検査が求...