鉄スクラップ市況は下げ止まりが近そう。一部韓国筋が先月末、日本産原料の調達を再開させた。上海のロックダウンの影響で、アジア圏全体のスクラップ需要は全体的に減退したままだが、韓国筋の輸入再開は在庫調整を終えたためでは、との見方がある。 輸出成約価格はH2・FOB=5万5千円と地区実勢を若干下回るが、4月中旬以降、停滞していた輸出が本格的に再開...