「『財物融合』で新しい関連事業部のあり方を模索してきたい」と語る。関連会社の財務、技術、生産品に等しく着目する姿勢だ。 星崎工場をはじめ、現場現物主義を徹底して26年。「EV化などで、ものづくりや素材も大きく変わる。だが、グループ各社の経営資源を生かし、要素技術をうまく組み合わせれば、新たな可能性はまだまだある」と語気を強める。「その可能性...