沖電気工業グループの沖電線(本社・川崎市中原区、社長・山口英雄氏)は2024年度までをめどに、放電加工に用いる黄銅電極線の生産能力を2割拡充する。製品力を武器にハイエンド市場でシェアを高めることで、販売数量を拡大する方針。岡谷工場(長野県岡谷市)で製造設備を2ライン増設して、そのための供給能力を確保する。投資金額は約1億円となる見通し。 黄...