鉄筋最大手の共英製鋼(社長・廣冨靖以氏)は19日、6月の鉄筋(異形棒鋼)販売価格を全事業所で12万円の据え置きとすると発表した。主原料となる鉄スクラップ市況は調整局面だが、原油高騰などに伴い諸コストが上昇していることから、採算確保を目指し販価を据え置いた。 また、合金鉄をはじめとする副原料の調達コスト高騰に伴い、品質の維持と安定供給の観点か...