日立金属は19日、リチウムイオン電池(LIB)の正極材分野でコバルト原料由来の温室効果ガス(GHG)排出量削減に貢献する新技術を開発したと発表した。高度の組織制御により、コバルト使用量を削減してもLIBの長寿命化、高容量化を両立できるようにする技術で、正極材の原材料の選択肢も増やせる。正極材量産やLIB開発を手掛ける企業に対して、環境負荷を低...