沖電気工業グループの機器用電線メーカーである沖電線(本社・川崎市中原区、社長・山口英雄氏)は電線全製品・全顧客を対象として、値決めに銅価スライド方式の導入を目指す。現在同社の電線は最初の見積もり時の価格水準で継続的に販売する、固定価格方式が中心。電気導体に使う銅の価格が大幅高騰する中、材料コスト増が収益を圧迫していることから、銅価変動を反映...