アルミ圧延大手3社の2022年3月期決算が出そろった。下期を中心に添加原料価格やエネルギー価格の上昇といったコスト増が顕在化したが、半導体製造装置材料や自動車用アルミパネル販売が好調を受けて圧延部門が利益を伸ばし、経常利益はUACJと神戸製鋼所(アルミ板事業)の2社が増益だった。アルミ地金価格の上昇はUACJと神戸製鋼にとってはプラス影響が大...