「受注から製造、出荷までの2~3カ月のタイムラグで大幅なコスト高が進んだ結果、不十分な受注価格になった」と語ったのは合同製鉄の内田裕之社長。同社の22年3月期は鉄スクラップなどのコスト高で経常損益が8年ぶりの赤字に。ただ、「需要家の皆さまには(コスト高の)状況を理解していただき、販価改善は総じてスムーズに行えた」とし、値上げ交渉に時間を要し...