神戸製鋼所は11日、2022年3月期決算と23年3月期業績見通しを発表した。連結経常利益は前期比5・8倍の932億円と大幅に回復した。鋼材の販売数量増や原料価格上昇に伴う在庫評価影響の改善などが寄与した。在庫評価影響を除いた実質利益は422億円(前期は201億円)。23年3月期は鋼材販売におけるマージン改善などを見込んでおり、連結経常益80...