日本製鉄は10日、2022年3月期連結決算(IFRS)を発表した。事業利益は9381億円で、20年度(1100億円)の8倍強に増加。過去最高を大幅に更新した。鋼材の製造・販売におけるマージン確保が想定を超えたことなどで、2月に公表した見通し(8千億円)に比べ約1400億円上振れした。一方、23年3月期については、「合理的な算定は困難」として、...