日本製鉄は10日、名古屋製鉄所(愛知県東海市)の熱延ライン新設プロジェクトへの投資額が約2700億円になると発表した。同社が建設する単一設備の投資額として過去最高となる。 熱延ラインは鋼板製造の最重要設備で、国内高炉メーカーが新設するのは30年ぶり。投資額がどの程度になるかが注目点の一つだった。 新設備の仕様については、中核部の圧延機を世界...