大同特殊鋼グループの下村特殊精工(本社・千葉県市川市、社長・森義昭氏)は今秋に松尾工場(千葉県山武市)の伸線ラインを増設する。事務用品(ボールペンチップ)向けの需要増に対応して量産体制を構築。生産能力は月30トンの増強(ボールペンチップ7500万本分に相当)となる。 事務用品の製造ラインは2018年に上工程の伸線ラインと下工程の切断ラインを...