日本溶接材料工業会が溶接材料についてまとめた2021年度の出荷量は、前年比8・3%増の21万6784トンだった。建築向けを中心に続く緩やかな需要回復を背景に、新型コロナの影響で記録的な落ち込みとなった前年度から持ち直し、17年度以来4年ぶりのプラスとなった。 生産量も10・6%増の21万7185トンに上った。同時集計した3月の出荷量は前年同...