日本製鉄は、改修工事中の名古屋製鉄所(愛知県東海市)第3高炉の再稼働を延期する方向で調整に入った。同製鉄所の主力品種である自動車用鋼板の需要回復が遅れているためで、延期は3週間をめどに検討している。半導体不足などによる自動車産業のサプライチェーン(供給網)の混乱が長引いている影響で、自動車用鋼板需要の先行きには不透明感が出ている。名古屋では半...