2021年度の冷間圧造用(CH)鋼線出荷実績は143万9909トンだった。コロナ禍で記録的な落ち込みとなった20年度比では9・7%増となったものの、コロナ以前の19年度比では94%の水準に留まった。年度後半から半導体や部品不足で自動車関連向けの需要が下振れしたことが影響した。線材製品協会がこのほど発表した。 内訳は、国内出荷では普通鋼が23...