福岡地区の異形棒鋼市況が3千円続伸し、リーマンショック直前の2008年7月に記録した11万5千円に到達した。鉄スクラップなど生産コスト高騰を背景に九州の主要な棒鋼メーカーが販価を12万円に引き上げ、商社や特約店も見積額の下限を引き上げた。大型連休明けにはスクラップ動向を左右する関東鉄源協同組合による輸出入札があり、「続伸すればレッドゾーンに...