鋼材価格の上昇と諸資材、諸コストの上昇が続く一方で、自動車をはじめとする製造業の生産抑制要因が継続し、中小ユーザーや流通段階での「与信問題」が新たな局面に入ってきた。これまでは、鋼材価格の高騰で従来の与信枠では商いに支障が出るための与信設定が中心だったが、ここへきて需要家向けなどの実際の取引量・加工量が減っているため、本来の与信管理の場面が増...