東京特殊電線は新型の三層絶縁電線を開発したと発表した。電動車やサーバに用いられるトランスの高効率化・小型軽量化に貢献するもの。内部の素線を大幅に増やすことで電気導体の断面積を広げつつ、国内で同社のみが持つテープ巻きによる電気絶縁技術で、外径を細く仕上げている。2023年2月までをめどに、量産体制を整える予定。 脱炭化の流れに伴う需要拡大が見...