名古屋ステンレス流通協会がまとめた3月の店売りステンレス鋼板需給統計によると、多くの品種で在庫が減少したことを受けて、全体の在庫は前月比7・4%減の8583トンとなった。国内製品の需給タイト感が続く一方、海外材の入着数量が高位で推移していることから、全体の在庫水準は切り下がっていない。 国内ミルがフル稼働、引き受け制限を実施する中、高機能材...