東京都昭島市の板金加工業、丸和製作所(社長・中野健太郎氏)では、精悍な顔つきをした二人の若手が、慣れた手つきで所定のかたちに鋼材を仕上げていく。上野海里さんと松本耀斗さん。ともに20歳で、溶接とレーザ加工を担当している。 二人は高校を卒業後、丸和製作所近くの都立多摩職業能力開発センターでものづくりのイロハを学んだ。カリキュラムの一環でインタ...