鉄筋コンクリート造(RC造)に用いる異形棒鋼市況が関東地区で6千円続伸し、初めて12万円台に乗せた。鉄スクラップなど生産コスト高騰を背景に棒鋼メーカーが販価を12万円に引き上げ、商社や特約店も見積額の下限を引き上げていた。ゼネコンなど需要家も下げ要因はないと見て新値を受け入れた。ただ、再開発事業など期近の大口案件は3月までに手じまいが済んで...