中部磨棒鋼協同組合は組合員各社の2021年度の生産、出荷実績をまとめた。それによると、生産は各需要分野のエンドユーザーが挽回生産を実施したことから、需要が急減した20年度と比べて12・0%増の35万5099トンとなった。2年ぶりの前期比増ながら、秋口以降自動車の生産調整に伴って実績が伸び悩む展開が継続。コロナ影響発生前、19年度の37万トン...