日本溶融亜鉛鍍金協会がまとめた2月の構造物向け溶融亜鉛めっき生産量は、前年同月比0・9%増の8万2965トンだった。需要別では増加が全体の過半に満たない5分野(約35%)ながら、構成比率が最も高い建築材向けが伸長するなどして4カ月連続のプラスとなった。ただ生産量の伸び率は依然1桁にとどまっており、主原料の亜鉛地金で記録的な高騰が続く中、めっ...