関東地区の銅板流通が進めている銅板価格の改定がほぼ浸透した。国内銅板大手メーカーが今年1月から加工賃の引き上げを実施したことを受けたもの。地区流通は3月からアナウンスを開始し、4月に入ってからキロ30円程度の価格転嫁が実現した格好だ。 銅板は主に設備や産業機器の配電部材、スマートメーター部材などに利用される。国内の月間生産量は900~120...