経済産業省は12日、4~6月期の鋼材需要見通しを発表した。粗鋼生産量(需要量)は2333万トン。前の期(1~3月)に比べ1・1%増加する。4~6月期は自動車生産の回復が見込まれているほか、産業機械や造船も全般に堅調に推移。これを受けて、鋼材需要は製造業向けを中心に底堅く推移する見通しだ。 鋼材需要は国内外で堅調を維持しているが、先行きにはリ...