中国・宝山鋼鉄はこのほど、5月の国内販売価格を決めた。熱延・冷延コイルなど全品種を据え置きとした。これまで原材料高などを背景に2カ月連続で全面値上げしており、この2カ月で熱延コイルの累計上げ幅は550元(1万800円)だった。しかし、今回は上海を中心としたロックダウンに伴う経済減速・鋼材需要減の影響が拡大しており、据え置かざるを得ない状況と...